羽田空港を運営する日本空港ビルデングは、使用済みペットボトルから新しいペットボトルを再生する水平リサイクル「ボトルtoボトル」の啓発イベントを開催すると発表した。全国清涼飲料連合会（東京・千代田）との協働で、17日から19日まで羽田空港第2ターミナル5階の屋内展望フロア「フライトデッキトーキョー」で行う。

イベントでは、水平リサイクルの取り組みに関するポスターの掲示と飲料配布を実施する。掲示するポスターでは、羽田空港旅客ターミナル内のペットボトル分別回収やリサイクルなどの事例を紹介し、水平リサイクルの仕組みを説明する。簡単なクイズに答えた参加者にはオリジナル缶バッジをプレゼントする。

「リデュース、リユース、リサイクル」の3Rの考え方に基づく資源循環と廃棄物の抑制に取り組む一環として、10月の3R推進月間に合わせて実施する。全国清涼飲料連合会との協働イベントは今回で3年目となる。

日本空港ビルデングは2024年度に第1・第2・第3ターミナルのすべての箇所にペットボトル専用の回収箱を設置し、約25万キログラム（500ミリリットルのペットボトル約1136万本分）を回収した。また、同年10月には第1・第2ターミナルの一部箇所にペットボトルキャップ専用の回収箱も設置し、分別回収を推進している。

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