帽子や衣類などを売る北京市内の露店=9月(共同)

 中国国家統計局が15日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月に比べ0・3%下がった。下落は2カ月連続。不動産不況などに伴う内需不足を反映した。下落幅は0・1ポイント縮小した。

 品目別では、価格競争が激しい自動車など乗り物は1・9%下落。食品・たばこ・酒も2・6%下がり、中国の食卓に欠かせない豚肉は17・0%の下落となった。

 同時に発表した9月の工業品卸売物価指数(PPI)は2・3%低下した。下落幅は前月から0・6ポイント縮小した。(共同)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。