
いすゞ自動車は15日、トヨタ自動車と共同開発する燃料電池車(FCV)の路線バスを10月30日から開催される「ジャパンモビリティショー2025」で初公開すると発表した。26年度から生産を始める。トヨタの水素技術をとり入れ、商用車でFCVの普及を目指す。
いすゞが24年に発売した電気自動車(EV)バスの車両がベースで、トヨタが商用車向けに開発した燃料電池システムを搭載する。水素タンクなどは屋根の上に配置し、床をフルフラットにして段差をなくした。
車両は26年度からいすゞと日野自動車が折半出資するジェイ・バス(石川県小松市)の宇都宮工場で生産する。トラックやバスは走行ルートが決まっておりインフラを整備しやすいことから水素を利用する動きが進んでいる。
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