健康食品大手のAFC-HDアムスライフサイエンスは15日、2026年8月期の連結純利益が前期比1%増の14億円になる見通しだと発表した。百貨店事業では賃料負担の削減や新テナントへの貸し出しを予定しており、営業利益が増える。飲食事業も法人需要や観光客の回復が寄与する。
売上高は5%増の341億円を予想する。主要事業のヘルスケアは前期にドラッグストアでのインバウンド(訪日外国人)需要があったほか、イスラム圏の事業拡大を見据えて戒律に沿った「ハラル認証」を取った。営業利益は6%増の25億円とする。
業績が堅調だとして、26年8月期の年間配当金予想は前期比2円増の計36円にした。
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