ティーケーピー(TKP)が15日発表した2025年3〜8月期連結決算は、純利益が前年同期比33%減の16億円だった。主力の貸会議室やホテル事業は伸びたものの、インテリア事業が苦戦した。前年に税負担が減っていた反動も出た。

売上高は2.5倍の498億円で過去最高だった。主力である貸会議室事業で、新型コロナウイルス禍後に増加している対面イベント需要の取り込みに成功した。インバウンド(訪日外国人)需要の高まりによりホテル事業も堅調だった。

セグメント別の営業損益では、連結子会社でインテリア事業などを手掛けるリリカラが1億2700万円の赤字だった。TKPの河野貴輝社長は「進行している下期では好調だ。しっかりリカバリーしたい」と話した。

26年2月期通期の業績予想は据え置いた。売上高は前期比76%増の1040億円、純利益は5%減の36億円を見込む。

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