
JR東日本は17日、年末年始などの冬の臨時列車について、前期比3%増の5954本を運行すると発表した。計画時点では過去最多の本数となる。スキーなどウインタースポーツが人気のため、白馬駅(長野県白馬村)に向かう臨時の特急列車を冬季では初めて走らせる。
冬の臨時列車の期間は2025年12月1日から26年2月28日までの90日間で、帰省や冬のイベントや行楽に利用しやすいダイヤ編成としている。新幹線は24年度比2%増の2939本、在来線特急は6%増の2384本とする。在来線快速は4%減の631本の予定だ。
12月26日には新宿駅(東京都新宿区)を深夜に出発し、早朝に白馬駅に到着する臨時の特急「アルプス」を運行する。同特急は春〜秋の繁忙期に運行したことがあるが、冬に設定するのは初めて。
12月31日から1月1日にかけては首都圏の6路線で終夜運転とする。対象は山手線(内回りと外回り)や京浜東北・根岸線(桜木町―大宮)など。24年に実施した青梅線は対象とせず、初日の出の鑑賞に便利な臨時列車を運行する。
【関連記事】
- ・JR東日本、27年春に新たな夜行列車 首都圏から北東北へ
- ・JR東日本、今夏の臨時列車を過去最多本数に 長岡花火の土日開催で

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。