小田急電鉄と京王電鉄、京浜急行電鉄の3社は、沿線の観光地の持続的な発展を目指して連携する新プロジェクト「NATURE DAYS PROJECT」を発足した。観光地で事業を営む企業や個人、3社のまちづくり部門の担当者、専門家などを交えた座談会や交流会を12月9日に横浜市で開く。各地の魅力向上につなげるほか、他地域への波及もにらむ。

3社はそれぞれ神奈川県の箱根や、東京都の高尾山周辺、神奈川県の三浦半島など東京都心部からアクセスが良く、自然や歴史を持つ観光地を抱える。各地は人口減少や観光産業の担い手不足、混雑の分散や繁忙・閑散期の差など共通の課題があるという。
小田急の担当者は「エリアをまたいで連携して色々な企業を巻き込みながら、観光地の新たな魅力を創出して社会課題を解決していきたい」と話した。
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