日立製作所は21日、老朽化した基幹システムを人工知能(AI)の活用を前提に改修するサービスを始めたと発表した。単なるシステムの更新だけでなく付加価値も提供することで、売り上げ拡大につなげる。
様々な企業でデジタルトランスフォーメーション(DX)が進む中、古くなった社内システムを見直すモダナイゼーション(近代化)需要が高まっている。新サービスでは顧客企業がどのようなデータを保有し、どういった分野からAI活用を進めるべきかといった計画の策定から、実際のシステム改修まで提供する。
日立のアプリケーションサービス事業部の後藤恵美氏は「モダナイゼーション市場は2027年度に24年度比16%ほど成長する」と説明する。

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