静甲は22日、2026年3月期の連結純利益が前期比15%増の12億円になりそうだと発表した。従来は4%減の10億円と予想していた。食品向け産業機械の受注が増えて工場の稼働率が上がったことなどが寄与する。

売上高は10%増の440億円を見込む。従来予想は微減の400億円だった。産業機械事業で営業体制を強化し、食品向けの大型充塡ラインの受注や食品業界の引き合いが増えた。空調機器などの電機機器事業で営業人員を増やし、空調機器の周辺部材の販売や大型の更新工事が増えたという。

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