ソーラーカーポートの設置面積は約3000平方メートル、出力は600キロワット

富山村田製作所(富山市)は、駐車場に太陽光発電ができる車庫「ソーラーカーポート」を設置したと発表した。村田製作所グループでは、2035年までに使用する電力を100%再生可能エネルギー由来に切り替える「RE100」の達成に向けた取り組みを進めており、今回の設置もその一環となる。

ソーラーカーポートの設置面積は約3000平方メートルで、238台分の自動車を止められる広さになっている。1632枚の太陽光パネルを設置しており、出力は600キロワット。二酸化炭素(CO2)削減量は年間で約302トンを想定している。

富山村田製作所はこれまでに敷地内に風力発電設備を設置したほか、工場で発生する排水を社屋の落差を利用して発電する「マイクロ水力発電」を導入するなど、再エネ発電を増やしている。

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