
三菱地所など3社は22日、JR軽井沢駅(長野県軽井沢町)の線路脇で開発中の商業施設を2026年3月に開業すると発表した。ホテルや温浴施設、信州食材を使った飲食店、人気ドーナツ店「I'm donut?(アイムドーナツ?)」などおよそ16店舗が出店する。駅直結の強みを生かし、信州の文化や食を観光客らに広く発信する。
建設中の「軽井沢 T-SITE」はアクアイグニス(東京・中央)、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)を含む3社が手掛ける。「信州体感エリア」と銘打つ一角には、県産品を幅広く扱う物販店「わざマート」や地元食材が目玉の飲食店をそろえる。ワイン大手メルシャンのアンテナショップ、シェアラウンジも入る。
開発用地はしなの鉄道(長野県上田市)が所有する約1万3000平方メートルの線路跡地を活用した。三菱地所が開発事業を担い、アクアイグニスとCCCが温浴施設や宿泊施設、飲食店などを運営する。
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