日本航空(JAL)は22日、羽田―小松便で搭乗当日に予約できる割引運賃制度を冬ダイヤ(26日〜2026年3月28日)でも継続すると発表した。料金は大人片道の最安値で1万4200円と北陸新幹線を使う場合と同水準となる。26日からは全日本空輸(ANA)が羽田―小松便を1日2往復と半減させるが、JALは割引を継続して航空客をつなぎ留める。

搭乗日の1日前までの予約に適用され運賃が下がる「セイバー運賃」を当日でも利用可能にする。割引制度は5月に導入し、10月25日まで継続する計画を示していた。
冬ダイヤではANAが羽田―小松便をこれまでと比べて半減させ、JALと合わせた小松発着便は1日8往復になる。JALの担当者は「観光客や急な予定が入ったビジネス客が利用しやすい料金設定にした」としている。北陸新幹線の普通車指定席(通常期)は東京―金沢間が1万4380円、東京―小松間が1万4600円。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。