
燦ホールディングス(HD)は23日、葬祭事業を手掛けるこころネットを株式交換で経営統合すると発表した。福島市を本拠とするこころネットを取り込むことで出店地域を広げ、葬儀ビジネスの拡大や効率化を進める。
こころネット株1株に対して、燦HD株0.9株を割り当てる。こころネットが12月23日に開催予定の臨時株主総会で株主交換の可否を諮る。承認を得られれば、株式交換の効力発生日を2026年2月1日とし、こころネットは1月29日付で上場廃止となる予定だ。こころネットは燦HDの完全子会社となる。
傘下に葬儀大手の公益社などを持つ燦HDの25年3月期の連結売上高は319億円だった。こころネットは東日本で葬儀サービスの提供や墓石、生花の卸売りなどを手掛けており、25年3月期の連結売上高は101億円だった。
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