
こもろ観光局(長野県小諸市)は25日から、市内にある町家など文化財の内部の特別公開に合わせた三輪の電気自動車(EV)の無料運行を始める。坂道の多い市内で観光客向けに交通の足を確保する目的。乗車場所となる小諸駅前から上り坂を進み、旧北国街道沿いに2カ所の降車場所を設ける。
期間は11月16日まで。祝日も含めた休日のみ運行する。6人まで乗車できる三輪EVを3台用意する。駅に戻る際は走行中の車両を呼び止めて利用することもできる。
2021年から毎年春と秋に2回実施している企画で、24年の春には9日間で累計1250人、秋には16日間で1087人の利用があった。これまでは観光客ごとに目的の場所まで送迎していたが、今年の春からは利用者数の増加を見込んで決まった道を往復する形に切り替えたという。
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