第16期「砂で世界旅行・日本」の制作風景

鳥取砂丘にある「砂の美術館」(鳥取市)は24日、第17期展示のテーマを「砂で世界旅行・スペイン」に決定したと発表した。開催期間は2026年4月24日から27年1月3日までの255日間。26年がスペインの世界的建築家、ガウディの没後100年となることに着目した。

展示する砂像の詳細はこれからだが、ガウディの代表作「サグラダ・ファミリア」やイスラム教とキリスト教の文化が融合した建築、「太陽の沈まぬ国」といわれた黄金時代の歴史などを砂像で表現する。第1期から総合プロデューサーを務める茶圓勝彦氏が引き続き同職を担当する。

現在の第16期「砂で世界旅行・日本」(26年1月4日まで)の23日現在の入館者数は30万8000人と、目標の50万人達成は難しい状況になっている。同美術館は観光バスの運転手の人手不足で団体客が減ったことが一つの原因だと分析する。

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