トヨタ自動車が27日発表した2025年度上半期(4~9月)の世界販売台数は、前年同期比4.7%増の526万7216台となり、上半期として過去最高を更新した。23年度上半期以来、2年ぶりの増加。ハイブリッド車(HV)の販売が好調な北米が全体をけん引した。
ダイハツ工業、日野自動車を含めたグループ世界販売台数も、5.0%増の564万3042台と過去最高となった。一方、トヨタの国内販売は、7月にロシア・カムチャツカ半島付近で発生した大地震と津波に伴う工場稼働停止が響き、0.4%減少した。
トヨタの地域別販売をみると、北米では「RAV4」や「カムリ」などHVの販売が堅調に推移しており、10.5%増となった。中国ではメーカー各社の激しい価格競争が続くが、新型EV(電気自動車)の投入などにより、5.5%増を確保した。
トヨタ自動車のロゴマーク(AFP時事)
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