京王電鉄は27日、新型の通勤車両「2000系」を報道陣に公開した。2026年1月31日から営業運転を始める。
既存車両の「7000系」に置き換えるために導入する。丸みをおびたデザインで「多くの人が優しさを感じ、安心できる」車両を表現したという。
エレベーターに近い駅が多い5号車には、大型のフリースペースを設置。座席をなくし、車いすやベビーカー、大きいスーツケースを持った人でも乗車しやすくしたほか、目線の低い子どもなどでも車窓が楽しめる大型の窓を配置した。各車両には通常の車いすスペースも設けている。
27年3月までに計4編成40両を導入する予定。同社車両電気部の佐々木昌・車両企画担当課長は「しっかりとした車両ができてうれしく思っています。お客様のリアクションを見るのが楽しみです」と話した。【渡部直樹】
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