
東邦ガスは28日、2026年3月期の連結純利益が前期比6%増の270億円になりそうだと発表した。従来予想は2%減の250億円で、増益見通しに上方修正した。夏場の猛暑の影響で電気の販売量が増加したうえ、新規顧客の開拓も順調に進んだ。
売上高は従来予想を200億円上方修正し、前期比4%減の6300億円を見込む。電気が伸びる一方で給湯などの利用が減り、家庭向けの都市ガスが振るわず減収見通しとなる。
25年4〜9月期の連結決算は売上高が前年同期比5%増の3071億円、純利益が同12%増の202億円だった。山碕聡志社長は記者会見で「中期経営計画で掲げた施策もこの半年で着実に進んだ」と述べた。
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