2024年10月に開いた第1回の「シン・いばらきメシ総選挙」は3日間で約6万4000人が来場した(水戸市)

茨城県は28日、新たなご当地グルメを発掘するための「シン・いばらきメシ総選挙」を2026年10月10〜12日に開くと発表した。24年10月に開いた第1回に続き、県内の市町村対抗のかたちで新たなご当地グルメを選び、県内外での認知度向上を狙う。

水戸市の茨城県三の丸庁舎を会場に、市町村などが地元を代表する新たなご当地グルメを販売して競う。来場者の投票などでグランプリを決め、県内外にプロモーションする。第1回総選挙は44市町村の80種類のグルメがエントリーし、同じ会場に3日間で延べ約6万4000人が来場した。

第1回のグランプリに輝いた五霞町の「シン・茨城あげそば」は県内9つの道の駅でアレンジメニューが販売され、3位の常陸太田市の「けんちんまん」はファミリーマートが東日本の約7000店で販売している。企業と協力して地域おこしなどにつながる取り組みも増えている。

会見する大井川和彦・茨城県知事(28日、茨城県庁)

大井川和彦知事は28日の記者会見で「茨城県は食材が豊かだが、これというご当地グルメがなく、皆でつくりだそうという取り組み。創造性を発揮して活性化につなげていきたい」と語った。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。