自動車用エンジンバルブメーカーのフジオーゼックスが28日発表した2025年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比5.1倍の9億7800万円だった。北米向け販売が好調だった。一時的な要因で税負担も減って利益が膨らんだ。

売上高は21%増の141億円だった。北米では競合メーカーが事業を取りやめるなかでフジオーゼへの注文が増えている。一方、中国向け販売は振るわなかった。

26年3月期通期の業績予想は据え置いた。売上高は前期比4%増の265億円、純利益は26%増の19億円を見込む。

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