ホームセンターのコメリが28日発表した2025年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比8%増の103億円だった。全国的にコメを増産する農家が多く、農薬など水稲関連資材の売り上げが伸びた。6月以降の猛暑により、エアコンの販売が全国的に増えたことも増益に寄与した。

売上高にあたる営業収益は1%増の2012億円だった。商品部門別では主力の「園芸・農業・ペット用品」が2%増の706億円、「工具・金物・作業用品」は1%増の358億円となった。

26年3月期の連結業績見通しは営業収益が前期比3%増の3910億円、営業利益は5%増の235億円、純利益が6%増の146億円とした従来予想を据え置いた。

同社は28日、最大21億円の自社株買いを実施すると発表した。発行済み株式総数(自己株式除く)の1.25%にあたる60万株を上限に取得する。取得期間は29日から26年1月23日までを予定する。併せて、自社株買いを前提に60万株の自己株式の消却も25年11月14日に実施する予定だ。

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