
亀田製菓や第四北越フィナンシャルグループ(FG)などは28日、女性社員の活躍推進へ新潟県内企業との異業種交流研修会を開いた。働き方の多様化が進む中、女性社員の視野拡大や新たな考え方の創出、キャリア意識の向上などが重要になってきている。県内企業の女性社員同士が交流することで自己理解などをより深め、今後のさらなる活躍につなげる。
研修会に参加したのは亀田製菓や第四北越FGのほか、一正蒲鉾、ナミックス(新潟市)、プラスパッケージ(新潟県三条市)の合わせて5社で、20〜30代の女性社員計42人が出席した。亀田製菓、一正蒲鉾、ナミックスの3社は2024年7月に同様の研修会を開催したが、第四北越FGとプラスパッケージは今回が初参加となった。
研修会は新潟市江南区の亀田製菓の本社で開催した。自己診断ツールで自らの強みを分析したほか、その強みを仕事にどのように生かすかといった講義を受けた。さらに「コミュニケーション」をテーマに、質問力に焦点を当てた講義と実習に取り組んだ。
第四北越FGの人事担当者は「新潟県内でも昨年このような研修会があったことを聞き、今回参加させていただいた。県内企業が一体となって女性の活躍推進に取り組み、今後の採用活動などにもつなげていきたい」と話している。
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