東電などが水力発電所を新設する湯西川ダム(栃木県日光市)

東京電力の再生可能エネルギー子会社、東京電力リニューアブルパワー(RP)などは28日、栃木県内のダムで水力発電所を新設する事業候補者に選ばれたと発表した。着工に向け、ダムを保有する国と費用負担などについて協議する。発電能力は2300キロワットの中小規模で、2030年度の運転開始を想定する。

国土交通省が管理するダムの設置・運営事業者に、NTTアノードエナジーや鹿島建設などと共同で入札した。現在もダムを管理するための小規模な発電設備があったものの、新設により外部販売ができるようになる。治水機能を維持しつつ、水力発電の利用を促す「ハイブリッドダム」として活用する。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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