佐賀銀行は11月1日から、給与振り込み用の口座を開設した顧客に最大で現金5万円を提供するキャンペーンを始める。銀行の預金獲得競争が激化するなか、新社会人を中心に3000件以上の口座獲得を目指す。2026年5月末まで実施する。

現金獲得は給与振り込みの口座の指定のほか、同行が指定するデビットカードやクレジットカードの利用などが条件だ。既存の口座を給与振り込みに指定した場合も対象となる。

担当者は「投資回収という観点で見れば10年、20年かかるかもしれないが長い期間にわたって佐賀銀行を利用してもらいたい」と話した。

新規口座の獲得を巡っては、山口県の西京銀行が1〜2月に県内在住者を対象に「新規口座開設キャンペーン」を実施した。口座を新たに開設し、3月末時点の預金残高に応じて最大5万円を提供する内容で、約10万2000口座の申し込みがあった。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。