関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)

関西電力は29日、美浜原子力発電所(福井県美浜町)で使用済み核燃料を一時的に保管する「乾式貯蔵施設」について、原子力規制委員会から設置の許可を受けたと発表した。県などの了解を得た上で、2030年ごろの完成を想定する。関電が設置許可を得たのは高浜原発(同高浜町)に次いで2カ所目となる。

乾式貯蔵施設は原発内のプールから使用済み核燃料を移し、空気で冷やして保管するための施設だ。関電は県外への燃料の搬出をスムーズにする目的としている。高浜原発では1カ所目となる乾式貯蔵施設を28年ごろに完成させる予定だ。関電の全原発内に設置を目指している。

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