
住宅設備大手のミラタップは29日、11月5日にフィリピンの首都マニラにショールームをオープンすると発表した。海外では7カ国目のショールームで、キッチンや洗面・浴室関連の商品を展示する。経済成長が進むフィリピンを重点市場と捉え、マニラでは2026年前半までにさらに2カ所ショールームを開設する考えだ。
フィリピンは富裕層も増加しており、高級住宅では複数のキッチンや洗面所を配置するケースも珍しくない。24年には内装建材の輸入・販売を手掛ける現地企業と販売代理店契約を締結するなど、販路開拓を進めている。海外事業部の熊谷隆治部長は「マニラは海外でも売り上げ規模で1、2番目に大きな地域に成長するだろう」と話している。
ミラタップは住宅設備機器事業に占める海外比率を現在の1割程度から30年に2割まで引き上げる目標を掲げている。
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