ジーカーの「ZEEKR 009」とフォロフライの小間裕康社長(29日、東京都江東区)

商用電気自動車(EV)の開発や販売を手掛けるフォロフライ(京都市)は29日、「ジャパンモビリティショー2025」の報道発表で、中国・浙江吉利控股集団傘下のブランド「Zeekr(ジーカー)」の7人乗りEVを公開した。フォロフライの小間裕康社長は「1300万円から販売する」と発表した。

ミニバンEVの「ZEEKR 009」を公開した。フォロフライが代理店となり年内にも受注を始める。7人乗りと6人乗りの2タイプを日本で販売する。まず約1年で数百台の受注をめざし、最終的には1000台の受注を目標にする。

小間社長は「ラグジュアリーブランドで7人乗りEVは少なく、日本にはまだない。環境配慮が求められる法人から一定の需要がある」と話した。吉利はフォロフライのノウハウを使って、安全性に関わる部分で日本仕様の開発を進める。

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