日銀は30日の金融政策決定会合で、政策金利を現行の0・5%程度で据え置くことを決めた。
米国の関税強化策が米国経済の停滞を通じて日本の経済・物価に与える影響など、内外の経済情勢をさらに見極める必要があると判断した。日本の物価上昇につながる外国為替市場の円安・ドル高の動きも引き続き注視する。
日銀は今年1月の会合で利上げを決めて以来、政策金利の据え置きを続けている。日銀の利上げを疑問視する発言をしてきた高市早苗氏が首相となって以後初の会合で、日銀の判断が注目されていた。【古屋敷尚子】
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