パナソニックホールディングス(HD)は30日、2026年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比29%減の2600億円になりそうだと発表した。従来予想を500億円下回り、最終減益幅が拡大する。北米で車載電池の販売が伸び悩む。
売上高は9%減の7兆7000億円を見込む。従来予想を1000億円下回る。データセンター向けなどの蓄電システムや航空機向け電子機器が伸びるものの、車載電池の低迷を補えない。
あわせて発表した25年4〜9月期の売上高は前年同期比10%減の3兆8204億円、純利益は25%減の1424億円だった。24年12月に車載部品のパナソニックオートモーティブシステムズを米大手投資ファンドに売却した影響があった。
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