
アスクルは31日、ランサムウエア(身代金要求型ウイルス)の感染により個人情報の流出を確認したと発表した。取引先の企業名や氏名、メールアドレス、電話番号などが流出した。これまで物流システムの被害はあったが、情報流出の確認は初めて。
同社によると、流出したのは法人向け通販「ASKUL」「ソロエルアリーナ」、個人向け通販「LOHACO(ロハコ)」ユーザーの一部の問い合わせ情報。メールアドレスなど以外にも、注文に対する問い合わせ内容も流出を確認した。オフィス用品メーカーなど商品の仕入れ先に関する情報も漏洩した。
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