
三菱重工業傘下の三菱重工機械システム(神戸市)は車を自動搬送するロボットの実証実験を12月から始めると発表した。車を下から持ち上げて指定した位置まで運ぶロボを中古車保管用ヤードで運用する。従来は1台ずつ運転して車の位置を変えることが多かった。業務の効率化や二酸化炭素(CO2)排出削減につなげる。
実験は沖縄県が所有する中城湾港の車両一時保管ヤードで行う。ロボは平たい部品を車の下に差し込んで車体を乗せ、センサーや全地球測位システム(GPS)で位置を判別しながら自動で運ぶ仕組みだ。人が1台ずつ解錠しエンジンをかけて移動させるといった手間を減らす。
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