ベアリング(軸受け)大手のNTNは31日、2026年3月期の連結純損益が40億円の赤字(前期は238億円の赤字)になる見通しだと発表した。従来予想から20億円赤字が縮小する。米関税コスト分の価格転嫁や調達先の見直しなどで固定費の削減を進めるほか、為替レートの見直しも寄与する。未定としていた26年3月期の年間配当は11円(前期は11円)にする。

同日発表した25年4〜9月期の連結決算は、純損益が31億円の黒字(前年同期は21億円の赤字)に転換した。売上高は4022億円と前年同期比で3%減った。

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