NTTデータグループ(データG)は4日、人工知能(AI)事業の拡大に向けて米シリコンバレーに新会社を設立すると発表した。AIに精通する人材を外部から採用し、少数精鋭で新たな事業の創出につなげる。新会社の取り組みを通じてNTTグループ全体のAI利用の活性化を目指す。

11月中に設立し、数十人単位の人材を採用する。AIは技術が急速に進化しており、最先端のスタートアップが集積するシリコンバレーに拠点をつくることで、世界水準の技術をNTTのグループ企業に共有することを狙う。

データGはAIを通じた顧客への価値提供を注力領域に据えている。4月には米オープンAIとの提携を発表。8月にはAIが自律的に作業をこなす「AIエージェント」について、米グーグルクラウドと共同開発することを明らかにしている。

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