東京ガスなどが拡張を検討している陸上風力発電事業「V1-2プロジェクト」

東京ガスは4日、ベトナムの発電事業者であるチュオン・タン・ベトナム・グループ(TTVN)などが同国南部沿岸で手掛ける陸上風力発電事業に参画すると発表した。現地の風の状況が良く、安定した発電量が期待できるという。出資比率などの詳細は今後詰める。

TTVNは2021年、ベトナムのビンロン省沿岸において総出力4万8000キロワットの陸上風力発電事業「V1-2プロジェクト」の運転を始めた。今回は同事業を拡張する計画で、総出力をさらに4万8000キロワット増やす。東ガスは今回の拡張事業に参画する予定で、26年の最終投資決定を目指す。

東ガスがベトナムにおいて風力発電事業に参画するのは今回が初めて。同社の再生可能エネルギー取扱量は25年3月時点で145万8000キロワットとなっている。

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