
スターバックスコーヒージャパン(東京・品川)は4日、一部店舗で動物性食材を使っているドーナツやケーキなどに植物性食材のみを使用していることを示す「プラントベースマーク」を誤って表示していたと発表した。現時点で健康被害は確認されておらず、同日までにプラントベースマークを取った正しい表示に修正した。
誤表示していたのは、全店舗の約3割にあたる約560店舗。対象商品は1日から販売を開始した「アールグレイスコーン」「ホワイトチョコマカダミアドーナツ」「ストロベリーチーズケーキ」「ホワイトモカケーキ」「ストロベリー&クランベリーブリスバー」の5商品。
いずれも動物性食材を使っているが、ドライブスルーレーンの販促物や店内のサイネージ(電子掲示板)でプラントベースマークをつけて紹介していた。
同社は対象商品を食べて体調不良になった顧客がいた場合、購入店舗や相談窓口に連絡するよう呼びかけている。店舗で使うサイネージはスタバの日本法人が一括管理している。同社は誤表示の原因について「サイネージ広告を業者に発注する際の確認不足だった」とした上で「誤った情報により多大なご迷惑をおかけしたことを深くおわびする」と謝罪コメントを公表した。
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