同社が販売する自律走行搬送ロボット

椿本チエインは4日、中国のロボティクス企業の上海シーア・インテリジェント・テクノロジー(SEER)とパートナー契約を結び、自律走行搬送ロボットを販売したと発表した。従来の物流現場向けの同社製品に加え、生産現場にも販路を広げ、工場や倉庫で効率的にモノを動かすための機器を取り扱うマテリアルハンドリング事業の製品ラインアップ拡大につなげる。

販売するのは、センサーなどでロボット自身がルートを決めて搬送する自律走行搬送ロボット。生産現場で棚やコンテナなどの搬送に利用する。

SEERは、自律走行搬送ロボットやロボットコントローラーなどを手掛ける。椿本チエインは物流現場向けの無人搬送車(AGV)を販売をしており、生産現場向けを主力とするSEERの製品を販売することで国内の顧客を開拓する。

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