JR九州の関連会社で、ピアノの運送などを手がけるプレミアムロジックス(福岡県大野城市)は4日、福岡、熊本の両支店と佐賀営業所で、運転手への点呼未実施や記録の改ざんといった不適切事例が計1260件確認されたと発表した。飲酒検査をしなかった例も含まれているという。
不適切だったのは、2024年10月〜25年9月に実施した計1万3060件の点呼の一部。福岡支店が445件、熊本支店が450件、佐賀営業所が365件で計1260件に上った。
点呼を行う運行管理者が十分確保できず、管理者がいない場合に点呼を実施したように記録する行為などが常態化していたという。
親会社のJR九州商事(福岡市)が10月に行った監査で発覚した。〔共同〕
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