JCOMは5日、家庭向けのWi-Fi(ワイファイ)サービスに最新規格「Wi-Fi7」を導入すると発表した。従来規格に比べると通信速度は最大で約5倍になる。これまで提供してきたデータ通信量が1ギガバイト(ギガは10億)以上のプランのほぼ全てで追加料金不要で利用可能になる。

リモートワークの定着や動画配信サービスの利用拡大を背景に、高速かつ安定した通信環境を求める消費者ニーズに応える。既存のWi-Fiサービス加入者は機器を交換すれば利用できるようになる。

これまで提供してきたデータ通信量が10ギガのコースについては現行価格から550円値下げし、Wi-Fi7を搭載した月額6160円の新プランとして提供する。

Wi-Fi7では複数人が同時にインターネットを利用しても従来よりスムーズに通信できる。4Kや8K映像の視聴やウェブ会議、オンラインゲームについても以前より遅延や映像の乱れなどが少なくなる。

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