日本たばこ産業(JT)は5日、2026年産の国産葉タバコの買い取り価格を全種類平均で1キログラム当たり1992円85銭と、25年産から5.5%引き上げると発表した。買い取り価格の引き上げは2年連続。葉タバコの生産コストが上がっていることなどを反映した。
JTが買い入れる翌年産の葉タバコの価格などを審議するJT社長の諮問機関「葉たばこ審議会」が同日開かれ、諮問通り答申した。26年産の耕作面積は3225ヘクタールと、25年産に比べ6.2%減った。同会はたばこ耕作者の代表や学識経験者からなる委員で構成されている。
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