新たに建設する立体駐車場(イメージ図)

日本郵船は4日、ベルギーのゼーブリュージュ港に欧州初となる完全自動型の立体駐車場を建設すると発表した。収容能力は約1万台で、2.5ヘクタールの敷地に建設する。自動車の搬出時にドライバーによる運転が不要となり、業務の効率化につながる。欧州における自動車の搬出入事業の強化を目指す。

現地子会社のインターナショナル・カー・オペレーターズ(ICO)が、このほど地元政府から許可を得た。同社は既に約7万5000台の収容能力がある平置き駐車場を運営する。今回の立体駐車場の建設で能力を増強する。

環境面にも配慮した。貨物ターミナルに設置された風力発電設備からの電力を使い、クレーンを稼働させる方式を採用する。立体駐車場が船舶の接岸位置に近いため、駐車場と船舶を結ぶ運転距離も短縮され、大幅な温暖化ガスの排出量削減になるという。

ICO社は自動車の年間取扱台数を現在の250万台から300万台に引き上げる目標を掲げている。駐車場の新設で成長に弾みをつける。

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