
モスフードサービスは6日、黒毛和牛を使ったハンバーガーを12日から発売すると発表した。パティを2枚使用し、チーズと交互に重ねボリューム感を出した点が特徴だ。一部店舗を除く全国のモスバーガー店舗で数量限定で販売し、年末年始のぜいたく需要を狙う。
新商品の「『モスの匠味(たくみ)』 黒毛和牛のダブルチーズバーガー」(890円)は加工前の肉を塩こうじに漬け込んで、肉のうまみを引き出した。「モスの匠味」は2003〜08年まで販売していたプレミアムバーガーの名称で今回、約17年ぶりの復活となる。モスは現在、高付加価値のメニューで通常品より単価の高い商品を投入する戦略を掲げており、今回もその一環だ。
また主に30〜40代の女性向けに「アボカドバーガー」(590円)も26年1月下旬までの期間限定で扱う。昨年もアボカドを使用したバーガー「新とびきりアボカド」(790円)を展開したが、今年はパティに使う肉の量を4割減らしてボリューム感を抑え、女性でも食べやすくした。
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