リンナイが6日発表した2025年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比30%増の159億円で過去最高だった。省エネ志向の高まりを受け、電気とガスを併用するハイブリッド給湯器の販売が増えた。内藤弘康社長は記者会見で「増収や価格改定、原価低減効果が出た」と話した。

売上高は2%増の2164億円だった。給湯器のほかガス式衣類乾燥機も好調で、国内売上高が3%伸びた。海外ではオーストラリアが26%、米国が10%増えた。

26年3月期通期の業績見通しは従来予想を据え置いた。売上高は前期比2%増の4700億円、純利益は11%増の330億円を見込む。

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