北陸新幹線の並行在来線を運行するえちごトキめき鉄道(新潟県上越市)、あいの風とやま鉄道(富山市)、IRいしかわ鉄道(金沢市)は12月6日、直通運転で観光列車を走らせる。北陸新幹線の長野―金沢間の開業から10周年を記念した企画として観光振興につなげる。売上金額の3%は能登半島地震の被災地へ寄付し、復興を後押しする。

6日に詳細を発表した。えちごトキめき鉄道の観光列車「雪月花」を直通で走らせる。上越妙高駅(上越市)を出て金沢駅に至る午前の便と、金沢駅から直江津駅(同)に至る午後の便があり、定員は各30人。価格はそれぞれ5万9800円、5万6800円とした。10日正午から受け付けを始める。
直通運転は初めての取り組みとなる。各社は北陸新幹線の長野―金沢間が開業した15年にJR北陸本線を引き継いだ。
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