キノコ製造のユキグニファクトリーが6日発表した2025年4〜9月期の連結決算は、純利益(国際会計基準)が前年同期比89%減の8100万円だった。価格や在庫量の変動で得る利益が前年同期と比べて減少した。他の野菜の市場流通も前年同期よりは安定していたことも利益を押し下げる要因となった。
一般企業の売上高にあたる売上収益は微減の149億円だった。売上収益をセグメント別で見ると、主力のマイタケは1%減の75億円、エリンギは2%増の17億円、ブナシメジは6%増の32億円だった。その他は2月にキノコ由来の代替肉「キノコのお肉」シリーズを発売したこともあり、6%増の1億5900万円となった。
26年3月期の業績予想は第3四半期以降に利益拡大を見込んでいることから、収益合計が前期比2%減の519億円、純利益は34%増の20億円の従来予想を据え置いた。
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