東芝は6日、米GEベルノバと火力発電所向けの二酸化炭素(CO2)回収システムを共同で開発すると発表した。東芝は特殊な溶液を使い排ガスからCO2を分離・回収する技術に強く、GEベルノバは回収効率を高める技術を持つ。両社の知見を組み合わせて開発した機器を電力会社などに売り込む。提携の幅を発電用タービンなどから広げる。
東芝子会社の東芝エネルギーシステムズでパワーシステム事業部副事業部長を務める松下丈彦氏は「火力発電所は安定した電力供給源として主要な役割を担うがCO2排出削減が喫緊の課題だ」とコメントした。
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