
企業のセキュリティー対策支援を手掛けるSecureNavi(セキュアナビ、東京・港)が6日、SBIインベストメントやベンチャーキャピタルのモバイル・インターネットキャピタルなどを引受先とする第三者割当増資で12億円を調達したと発表した。開発部門を中心とする人材採用に充てる。
今回の第三者割当増資は他にSMBCベンチャーキャピタルやNTTドコモ・ベンチャーズなど、合わせて11社が引き受けた。
セキュアナビは2020年に設立した。企業の情報セキュリティー体制が整備されていることを認証する「情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証」の取得や維持を支援するサービス「SecureNavi」などを提供する。同サービスは1200社以上への導入実績がある。
調達した資金は人材採用を通じた開発やマーケティングの強化に充てる。25年11月時点でのセキュアナビの社員数は96人で、26年に開発に携わる人材を10人増やす方針だ。「(顧客が)より能動的なリスク管理を実施できるような機能実装を検討している」(広報担当者)という。
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