リコーは6日、ビデオ会議向け機器を手がけるノルウェーのNeat(ニート)と協業契約を結んだと発表した。リコーは世界で企業向けにオンライン会議に適した会議室システムを提案している。高品質なニート製の機器も取り扱うことで顧客獲得につなげる。

ニートはノルウェーのオスロに本社を置き、カメラやマイク、スピーカーが一体となったビデオ会議向けデバイスなどを販売している。音質の高さや、機器の扱いやすさなどに定評がある。

リコーはグローバル企業が他の拠点と結んで議論するための会議室などを提案し、保守・運用を担うサービスに力を入れる。品質の高さが強みのニートの機器を組み合わせることで、顧客の需要に応えやすくなる。ニートにとっては、リコーの会議室ビジネスが広がれば、自社製品の新しい販路が開ける。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。