セレクトショップ大手のユナイテッドアローズ(UA)は7日、子会社で若者向けアパレルのコーエン(東京・港)をジーイエット(旧マックハウス、東京・杉並)に売却すると発表した。譲渡額は未定。12月25日に株式譲渡契約を締結し、2026年1月31日付で譲渡する。
コーエンは08年にカジュアルブランドとして設立した。郊外のショッピングセンター(SC)などで70店舗以上を展開している。近年は業績の低迷が続いており、商品や販売時期の見直しを進めてきたが業績の回復に至らなかった。コーエンの25年1月期の連結決算は売上高が前の期比9%増の104億円、純利益が6億6800万円の赤字(前の期は4億2200万円の赤字)だった。
UAは「今後のコーエンの成長のためには新たなパートナーとの連携が必要と判断した」とコメントした。
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