ミズノが7日発表した2025年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比22%増の98億円だった。4〜9月期としては4年連続で過去最高を更新した。ゴルフやランニング用品の販売が伸びたほか、固定資産売却益の計上も寄与した。

売上高は6%増の1265億円、営業利益は8%増の120億円だった。「非スポーツ」分野でも、企業向けの仕事着などワークビジネス事業の売り上げの伸びが大きく、日常使いのシューズやアパレル製品も堅調だった。

同日、大阪市内で開いた決算記者会見で水野明人社長は「ワークビジネスの市場はスポーツより大きい。日本は少子化によりスポーツ人口は減っていくので、それに代わるビジネスとして期待している」と話した。

26年3月期の業績予想は据え置いた。売上高は前期比8%増の2600億円、純利益は8%増の165億円を見込む。

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