
水晶部品メーカーのリバーエレテックは7日、2026年3月期の連結最終損益が2億6600万円の赤字(前期は7900万円の赤字)になる見通しだと発表した。従来の2億7900万円の黒字予想を下方修正し、3期連続の最終赤字となる。主力のスマートフォン向け部品の販売減少が続き、車載向けなど新製品の先行投資による減価償却費の増加も響く。
売上高は前期比1%増の57億円、営業損益は2億2400万円の赤字(前期は7500万円の赤字)とそれぞれ従来予想の60億円、1億4800万円の黒字から下方修正した。
業績悪化を受け、取締役(社外取締役除く)の役員報酬を10〜25%、執行役員の給与を5%それぞれ減額する。10月から26年3月までの予定。

同日発表した25年4〜9月期連結決算の最終損益は1億7500万円の赤字(前年同期は4100万円の赤字)だった。
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